TOK知の理論の本丸/本体/本質はなにか?悩みの記録
わずかな時間数で、TOKの「エッセンス」を授業するとしたら、そこで外せないものはなんだろうか。ニセTOKを試してみる中で、自分の心境は目まぐるしく変わったので、その変遷を記録しておく。
(1)AOK、WOK 【はじめに仮定した】
↓
(2)深い思考・吟味・比較・反論を想定・原因の分析・ソースの評価
↓
(3)知へアプローチするための認知的枠組み【今】
5月頃まで(2)だと思っていたが、なんとなく違和感を感じる。これはTOKじゃないんじゃないか、と直感で思ったのでそれを記録しておく。私のクラスは40人生徒がいるが、40人いると、生徒1人ひとりが考えを書き、相互作用を起こさせるようなプロセス・環境を授業中に作ることになる。それだけで精一杯で、授業デザインの8割を、その環境づくりに囚われていた。でも、それだけではだめだ。教えるべきことが確実に存在する。
ただ「物事を深く考える」ことだけがTOKなのではない気がする。TOKでは、なにか新しいものを生徒に与えないといけないのではないか?今はこのような考えを持っている。どのようにAOK、WOK、知識の枠組みをどのように分析するか、という内容やスキルにフォーカスしないといけないのではないか。
以下のような実践が、非常に参考になる。